Cordova Firebase プラグイン
最終更新
最終更新
Cordova Firebase プラグインは、プッシュ通知、分析、イベントトラッキング、クラッシュレポートなどを Google Firebase から アプリへ提供します。
プラグイン リポジトリ: https://github.com/dpa99c/cordova-plugin-firebasex
プラグイン ID/Package Name: cordova-plugin-firebasex
テストバージョン: 16.5.0
Cordova Firebase プラグイン 16.5.0 は プライバシーマニフェストに対応しています。
カスタムビルドデバッガーでは、プッシュ通知を確認することはできません。 プッシュ通知を確認する場合は、デバッグビルドかリリースビルドにてご確認ください。
iOS 向けのプッシュ通知には、APNs 認証キーまたは APNs 証明書が必要になります。
ここでは、iOS デバッグビルド用の Development APNs 証明書の作成方法を説明します。
(なお、リリースビルドでは、Production APNs 証明書が必要になります。)
既に Apple Developer Program をお持ちの場合は、以下の手順に従って Development APNs 証明書を作成してください。証明書作成は、次の流れで行います。
AppIDの作成
APNs証明書の作成
APNs証明書の形式変換
1. Apple Developer page から、Account
に移動します。
2. 証明書
を選択します。
3. APNs 証明書を作成する場合は、プッシュ通知を有効にした App ID が必要になります。Identifiers
項目の +
ボタンをクリックします。
4. 次にApp IDs
を選択します。
5. IDの種別は、App
を選択します。
6. 次に App ID 情報を入力します。
Description
: アプリ名を入力します ( 例:push test )
Bundle ID
: Explicit
を選択します。プッシュ通知では、ワイルドカードの App ID を使用できないため、このオプションを選択します。 アプリの固有の識別子( io.monaca.test など )を入力します。
7. Capabilities
項目の Push Notifications
オプションをチェックし、Continue をクリックします。
8. Register
をクリックします。
ここまでで、App ID の作成は完了です。続いてこのApp IDに紐づくAPNsを作成します。
1. iOS App IDs ページで、ここまでの手順で作成した App ID を選択し、Push NotificationsのEdit
をクリックします。
2. Apple Push Notification service SSL Certificats 項目にある Development SSL Certificate
の Create Cerficate
をクリックします。
3. Choose File
をクリックし、CSR ファイルを選択します。
4. CSR ファイルの取得 (Monaca上での操作)
CSRファイルは、Monaca クラウド IDE の 設定 → iOS ビルド設定
から取得することができます。
秘密鍵と CSR の生成
をクリックし、CSRファイルを作成後 エクスポート
ボタンをクリックしてダウンロードします。
5. 作成したCSRファイルをApple Developer センターにアップロード後、Continue
をクリックします。 APNs証明書の準備ができ、ダウンロード可能になったらAPNs証明書をダウンロードします。
Apple Developer センターで作成したAPNs証明書は、そのままの形式ではプッシュ通知サービスで利用できません。そのため、Monacaを通して、証明書の形式をp12ファイル形式
に変換します。
ここからの手順は、Monacaサービス上での操作となります。
1. ダウンロードした証明書を iOS ビルド設定
の 証明書のアップロード
ボタンをクリックしてアップロードします。
2. Monacaに登録された証明書
に表示された証明書の エクスポート
アイコンをクリックして p12
ファイルをエクスポートします。p12ファイル次の項目の Firebase の設定に必要になります。
1. Firebase Console にアクセスします。
2. プロジェクトを追加
をクリックし、新しいプロジェクトを作成します。
プロジェクトを作成後、各プラットフォーム用プッシュ通知の設定を行うことができます。
下記の手順でFirebase上でのアプリ登録と設定ファイル (GoogleService-Info.plist) を取得します。
アプリの登録と設定ファイルの取得作成したプロジェクトに APNs 証明書を追加します。
プロジェクトの設定
に移動し、Cloud Messaging
を選択します。
Appleアプリの設定 項目で、APNs 認証キーまたは APNs 証明書をアップロードします。
下記の手順でFirebase上でのアプリ登録と設定ファイル(google-services.json
)を取得します。
1. IDE メニューから、設定 → Cordova プラグインの管理
へ移動します。
2. Cordova プラグインのインポート
ボタンをクリックします。 次に、[ZIP ファイル] または [パッケージ名 / URL] を使用してプラグインをインポートします。
パッケージ名を利用する場合は、 cordova-plugin-firebasex@16.5.0
と指定してください。
iOS 12.2 以降のデバイスをサポートするには、config.xml に以下のように設定してください。
Cordova プラグインをプロジェクトにインポートすることで、デバイストークンの取得や、プッシュ通知を開いたときのイベントを設定することができます。"deviceready" イベント後にプラグイン API を使用します。
ここでは、デモ で使用されている主な API について説明します。 完全なAPIリファレンスについては、 こちら を参照してください。
デバイストークンを取得します。 トークンが確立できない場合は、null になります。
例
トークンがリフレッシュされたときに通知を受け取ります。 トークン確立後、すぐにデバイスの有効なトークンを取得することができます。
例
プッシュ通知を開いたときに、通知データを取得します。
例
プッシュ通知を受信するためのアクセス許可を確認します。プッシュ通知を受け取るための許可を確認し、その結果をコールバック関数に真偽値として返します。
例
iOS でプッシュ通知を受信する権限を与えます (まだ権限が与えられていない場合は、プロンプトを表示します)。
プッシュ通知の受信に必要な許可が付与されます。ユーザーに許可を求めるプロンプトが表示されます。この設定はiOSおよびAndroid 13以降のバージョンで必要です。
また、Androidで 「POST_NOTIFICATIONS」 権限を使用するには、AndroidManifest.xml
ファイルにこの権限を追加する必要があります。これを行うには、config.xml
ファイルに次の内容を挿入します。
例
バッジに数字を設定します。
例
バッジに表示する数値を設定して実行した後、アプリを終了します。 次に、アプリアイコンにバッジ数が表示されます。 番号を削除する場合は、0
を設定します。
バッジの数値を取得します。
例
Firebase Cloud Messagingから現在のFCMデバイストークンを削除して登録解除します。これにより、現在のトークンに関連するプッシュ通知の受信を停止できます。
例えば、アプリからユーザーをログアウトする時にこれを呼び出します。デフォルトでは、古いトークンが削除されるとすぐに新しいトークンが生成されます。新しいトークンの生成を防ぐためには、unregister()を呼び出す前にsetAutoInitEnabled()を使って自動初期化を無効にしておくことが必要です。
例
アナリティクスで現在のスクリーン名を設定します。
例
アナリティクスで使用するユーザーID を設定します。
例