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クラウドIDE プレビュー機能の設定

プレビュー機能を利用するには、プロジェクトの package.json ファイルに、次の設定が必要となります。
  1. 1.
    monaca:previewコマンド
    • Monaca クラウドIDEは、プレビュー機能に必要となる開発サーバーを起動させるためmonaca:preview コマンドを実行します。
  2. 2.
    開発用サーバーの接続ポートを「8080」に指定
    • 起動した開発用サーバーは、ポート番号「8080」でリッスンします。
Monaca以外のサービスや開発ツールで作成されたプロジェクトは、上記の設定によりプレビュー機能をご利用いただけます。

トランスパイルを利用しないプロジェクト

トランスパイルを利用しないプロジェクトは、package.json ファイルの scriptプロパティとdevDependenciesプロパティを次のように設定します。開発用サーバーは、BrowserSyncを利用して起動しています。

scriptプロパティ

scriptプロパティへmonaca:previewコマンドとdevコマンドを追加します。
"scripts": {
・・・
"monaca:preview": "npm run dev",
"dev": "browser-sync start -s www/ --watch --port 8080"
・・・
}

devDependencies

devDependenciesプロパティへbrowser-syncモジュールを追加します。
"devDependencies": {
"browser-sync": "~2.27.7"
}
最新のMonacaプロジェクト(Cordova11)において、browser-syncは上記のバージョンを指定します。

トランスパイルを利用するプロジェクト

VueやReact、Angularなどのトランスパイルを利用するプロジェクトは、monaca:previewコマンド内に開発用サーバーを起動する処理を登録します。
また、ソースコードの変更時に自動的にビルドを実行させる場合は、watchコマンドもmonaca:previewコマンド内に追加してください。
トランスパイルを利用するプロジェクトは、多くのモジュールに依存しているため、Monacaへの移行ができない可能性があります。予めご了承ください。

scriptプロパティ

下記は、webpackを利用した場合の設定内容の一例です。
開発用サーバーを起動するwebpack serverコマンドを dev コマンドに設定。
ソースコードの変更検知の処理をwatch コマンドに設定し、monaca:previewコマンド内で2つの処理を登録しています。
"scripts": {
・・・
"monaca:preview": "npm run dev & npm run watch",
"dev": "webpack serve --port 8080 --open",
"watch": "webpack --watch --mode production",
・・・
}