Monaca Docs
  • Monaca とは
  • 最初のアプリを作る
  • アプリをテストする
  • Monaca リリース情報
    • iOS プライバシーマニフェスト対応
    • 「ニフクラ mobile backend」終了に関するお知らせ
    • プラグイン uses-permission タグの重複修正機能
    • Cordova 12 の変更点
    • iOSストア版Monaca デバッガー配信停止と代替機能のご案内
    • iOS App Store への送信エラー (ITMS-90165)
    • cordova-custom-configのビルドエラー
    • Cordova 11 の変更点
    • Cordova 10 の変更点
    • Cordova 9.0 の変更点
    • 利用規約の変更
    • 新しい Monaca CLI と Localkit
    • CordovaからCapacitorへの移行
  • Monacaガイド
    • Monaca での開発の概要
    • Monaca クラウド IDE
      • 概要
      • Monaca クラウド IDE の機能
      • ターミナル機能
      • エディターのショートカット一覧
      • プロジェクトの構成
        • ファイル・フォルダー構成
        • JS/CSS コンポーネント
        • Cordova プラグイン
        • ユーザー Cordova プラグイン
      • バージョン管理
        • 概要
        • GitHub との連携
        • Git SSH との連携
      • Monaca CI
        • 概要
        • アプリ配信 / 配布サービス (デプロイサービス)
        • Appetize.ioへの配信
        • DeployGateへの配信
        • Firebase への配信
      • ビルド
        • iOS アプリのビルド
          • iOS アプリのビルド
          • Monaca と Xcode 間でのビルド設定の再利用
        • Android アプリのビルド
        • Windows アプリのビルド
        • Electron アプリのビルド
          • Windows アプリのビルド
        • PWA アプリのビルド
        • ビルド環境の設定
        • ビルド履歴一覧
        • 一般的なビルドとアップロードエラー
      • 配布方法
        • App Store での配布
          • App Store Connect ガイド
          • iOS アプリ アップロード機能
        • Google Play での配布
        • 公式ストア経由以外での配布
      • パッケージダウンロード機能
      • チュートリアル
    • Monaca Localkit
      • 概要
      • ペアリングとデバッグ
      • リモートビルドと配布申請
      • トラブルシューティング
        • インストール ( Windows の場合 )
        • インストール ( Mac OS X の場合 )
        • アンインストール時 ( Windows の場合 )
        • 不完全なファイル・フォルダー構成
        • プレビューウィンドウが更新されない
        • Error while installing
        • nodeのインストールが必要です
      • チュートリアル
    • Monaca CLI
      • 概要
      • Monaca CLI コマンド
      • ペアリングとデバッグ
      • リモートビルドと配布申請
      • トラブルシューティング ガイド
      • チュートリアル
    • Monaca デバッガー
      • 機能の概要
      • インストール方法
        • Android 向けの Monaca デバッガー
        • iOS 向け Monaca デバッガー
        • Android エミュレーター向け Monaca デバッガー
      • 使用例
      • iOS カスタムビルド版デバッガー
      • iOS シミュレータービルド
      • トラブルシューティング ガイド
      • チュートリアル
    • チームダッシュボード
    • クイックビューア
    • 他のプラットフォームからの移行
      • 移行時の確認ポイント
      • クラウドIDE プレビュー機能の設定
      • Angular からの移行
      • Ionic からの移行
      • React からの移行
      • Vue からの移行
      • Telerik からの移行
  • 🛠️アプリビルド
    • iOS ビルド
      • 秘密鍵とCSRの作成
      • 証明書の作成
      • プロビジョニング・プロファイルの更新
  • チュートリアル
    • Monaca クラウド IDE チュートリアル
      • パート 1 : プロジェクトの作成
      • パート 2 : Monaca クラウド IDE と Monaca デバッガーとの連携
      • パート 3 : Monaca アプリのビルド
      • パート 4 : Monaca アプリの配布申請
    • Monaca Localkit チュートリアル
      • パート 1 : プロジェクトの作成
      • パート 2 : Monaca Localkit と Monaca デバッガーとの連携
      • パート 3 : Monaca アプリのビルド
      • パート 4 : Monaca アプリの配布申請
    • Monaca CLI チュートリアル
      • パート 1 : プロジェクトの作成
      • パート 2 : Monaca CLI と Monaca デバッガーとの連携
      • パート 3 : Monaca アプリのビルド
      • パート 4 : Monaca アプリの配布申請
    • Electron アプリ開発
      • NPMパッケージの利用方法
      • Web APIの利用方法
    • バーコードスキャナープラグイン
    • Cordova Sqlite Storage プラグイン
    • Cordova Google Analytics プラグイン
    • Cordova Firebase プラグイン
    • Cordova In-app Purchase プラグイン
    • Cordova AppVersion プラグイン
    • Cordova Ionic Keyboard プラグイン
    • Cordova Social Sharing プラグイン
    • Phonegap Push プラグイン
  • APIの解説
    • Monaca API
      • Monaca クラウド & リモートビルド API
      • ユーティリティ
    • 基本プラグイン
      • Cordova 12.0
        • Battery プラグイン
        • Camera プラグイン
        • Device プラグイン
        • Device Motion プラグイン
        • Device Orientation プラグイン
        • Dialog プラグイン
        • File プラグイン
        • Geolocation プラグイン
        • InAppBrowser プラグイン
        • Media プラグイン
        • Media Capture プラグイン
        • Network Information プラグイン
        • Vibration プラグイン
        • StatusBar プラグイン
      • Cordova 11.0
        • Battery プラグイン
        • Camera プラグイン
        • Device プラグイン
        • Device Motion プラグイン
        • Device Orientation プラグイン
        • Dialog プラグイン
        • File プラグイン
        • Geolocation プラグイン
        • InAppBrowser プラグイン
        • Media プラグイン
        • Media Capture プラグイン
        • Network Information プラグイン
        • Splashscreen プラグイン
        • Vibration プラグイン
        • StatusBar プラグイン
      • Cordova 10.0
        • Battery プラグイン
        • Camera プラグイン
        • Device プラグイン
        • Device Motion プラグイン
        • Device Orientation プラグイン
        • Dialog プラグイン
        • File プラグイン
        • Geolocation プラグイン
        • InAppBrowser プラグイン
        • Media プラグイン
        • Media Capture プラグイン
        • Network Information プラグイン
        • Splashscreen プラグイン
        • Vibration プラグイン
        • StatusBar プラグイン
        • Whitelist プラグイン ( Android 専用 )
      • Cordova 9.0
        • バッテリー情報の取得 プラグイン
        • カメラ操作 プラグイン
        • 住所録の取得 プラグイン
        • 端末情報の取得 プラグイン
        • 端末のモーション検知 プラグイン
        • 端末のオリエンテーション検知 プラグイン
        • ダイアログの制御 プラグイン
        • ファイル操作 プラグイン
        • ファイル転送 プラグイン
        • 位置情報の取得 プラグイン
        • 表記の国際化対応 プラグイン
        • InAppBrowser プラグイン
        • メディア操作 プラグイン
        • メディアキャプチャー プラグイン
        • ネットワーク情報の取得 プラグイン
        • スプラッシュスクリーンの制御 プラグイン
        • バイブレーションの制御 プラグイン
        • ステータスバーの制御 プラグイン
        • ホワイトリストへの登録 プラグイン ( Android 専用 )
    • サードパーティー製プラグイン
      • AdvancedHTTPプラグイン
      • PhoneGap BarcodeScanner
      • Custom Config
      • Datepicker
      • Share ( Android 向け )
      • WebIntent ( Android 向け )
    • Monaca 提供プラグイン
      • アプリロジック暗号化 (Encrypt プラグイン)
      • In-App アップデーター (In-App Updater)
      • セキュア ストレージ
      • NFC リーダー
      • バーコードスキャナー
      • Androidビルドメモリサイズ設定
    • 外部サービス連携
      • Repro
      • AppsFlyer
    • 設定ファイル
      • Android
        • Android の設定
        • config.xml
        • AndroidManifest.xml
      • iOS
        • iOS の設定
        • config.xml
        • MonacaApp-info.plist
  • サンプル & Tips
    • Firestoreを利用する
    • サンプルアプリ
      • Twitter アプリ
      • Facebook アプリ
      • 広告 アプリ (AdMob)
      • Hello World アプリ
      • メモ帳アプリ
      • ブロック崩しゲーム
      • Flickrアプリ
      • TODO管理 アプリ
      • 電車図鑑アプリ
      • 時計アプリ
      • 誕生年の計算アプリ
      • おみくじ占いアプリ
      • RSS リーダーアプリ
    • 開発 Tips
      • 音楽の再生方法
      • スプラッシュ画像の制御方法
      • データベースの利用方法
  • Webpack5への更新
  • 機能
    • SNS 認証
    • プッシュ通知
    • データベース
  • 外部サービス連携ガイド
    • Firebase
      • アプリの登録と設定ファイルの取得
  • 移行ガイド
    • ニフクラ mobile backend
      • プッシュ通知
        • Firebaseサービスの設定
        • ソースコードの移行
      • データストア
        • ソースコードの移行
        • データの移行
        • データ移行スクリプト実行手順
      • 会員管理・認証
        • 会員管理 データの移行
        • Firebase Authentication パスワード再設定サンプル
        • Firebase Authenticationを使用したユーザー名認証の方法
      • スクリプト
        • Firebase Functions開発環境の作成
        • サンプル共通項目
        • サンプル1(GETサンプル)
        • サンプル2(POSTサンプル)
        • サンプル3(DELETEサンプル)
        • エミュレータでのテスト
      • ファイルストア
        • ファイルアップロード
        • ファイル検索
        • ファイル一覧表示
        • ファイル削除
  • FAQ
    • 概要
    • IDE
    • ビルド
    • リリース
    • 契約プラン
    • アプリケーション
    • 使用方法
    • Freeプラン
    • デバッガー
  • 対応環境
  • トラブルシューティング
    • プレビューログがリロードを繰り返す (Vue packages version mismatch error)
  • Monaca製品サイト
  • 運営会社
  • English
GitBook提供
このページ内
  • 廃止通知
  • プラグイン ID
  • プラグインの追加方法 ( Monaca 上での処理 )
  • API の解説
  • オブジェクト
  • メソッド

役に立ちましたか?

  1. APIの解説
  2. 基本プラグイン
  3. Cordova 9.0

表記の国際化対応 プラグイン

前へ位置情報の取得 プラグイン次へInAppBrowser プラグイン

最終更新 3 年前

役に立ちましたか?

非推奨プラグイン (Cordova 9.0 以降) cordova-plugin-globalization の移行については、を参照ください。

テスト環境 ( バージョン番号 ) :

このプラグインの詳細は、 をご確認ください。

このプラグインを使用して、ユーザーのロケール ( locale )、言語、タイムゾーン ( timezone ) に関連した情報の取得、および、それに付随する各種処理を行います。また、「 ロケール 」 と 「 言語 」 の違いに関して、ここで簡単に説明します。ロケールとは、数値・日付・時間を、国・地域別に表示するためのものです。一方、言語とは、ロケール設定とは切り離され、表示に使用される言語を決定します。多くの場合、開発者は、ロケールを使用して、言語設定とロケール設定の両方を行っていますが、両方の概念は切り離して扱うことを推奨します ( ユーザーが、使用する言語を 「 英語 」 に設定して、ロケールを 「 フランス 」 に設定した場合には、テキストは英語で表示し、日付・時間などはフランスの形式で表示する必要があります )。ただし、多くのモバイル プラットフォームでは、言語設定とロケール設定を区別していません。

このプラグインは、グローバルな navigator.globalization オブジェクトを定義します。 グローバルスコープでは、deviceready イベントの発火後まで使用できません。

document.addEventListener("deviceready", onDeviceReady, false);
function onDeviceReady() {
    console.log(navigator.globalization);
}

廃止通知

は、iOS、Android、Windowsデバイスでサポートされるようになりました。このプラグインは、必要ありません。このプラグインから への移行については、 を参照してください。

プラグイン ID

cordova-plugin-globalization

プラグインの追加方法 ( Monaca 上での処理 )

このプラグインを使用する場合には、Monaca クラウド IDE の [ Cordova プラグインの管理 ] 上で、Globalization プラグインをにします。

API の解説

オブジェクト

  • GlobalizationError

メソッド

  • navigator.globalization.getPreferredLanguage

  • navigator.globalization.getLocaleName

  • navigator.globalization.dateToString

  • navigator.globalization.stringToDate

  • navigator.globalization.getDatePattern

  • navigator.globalization.getDateNames

  • navigator.globalization.isDayLightSavingsTime

  • navigator.globalization.getFirstDayOfWeek

  • navigator.globalization.numberToString

  • navigator.globalization.stringToNumber

  • navigator.globalization.getNumberPattern

  • navigator.globalization.getCurrencyPattern

navigator.globalization.getPreferredLanguage

BCP 47 の言語タグ ( ユーザーが使用する言語設定 ) を取得します。

navigator.globalization.getPreferredLanguage(successCallback, errorCallback);

解説

BCP-47 に準拠した言語識別用のタグが、successCallback に渡されます。そのとき、properties オブジェクトを引数として使用します [ 翻訳者メモ : properties オブジェクトとは、オブジェクトの名称ではなく、各種プロパティを格納したオブジェクトを指します。ここでは、原文 「 a properties object 」 に従い、あたかも名称のように扱っています。また、単語 「 タグ 」 の意味に関しては、BCP-47 をご確認ください]。また、このオブジェクトは、value プロパティを持ち、その値の形式は 文字列 です。

言語情報の取得時にエラーが生じた場合には、GlobalizationError オブジェクトを引数として使用し、 errorCallback が実行されます。エラーコードは、GlobalizationError.UNKNOWN_ERROR になります。

サポート対象のプラットフォーム

  • Android

  • iOS

例

ブラウザーの言語設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、language: en-US と表示されます。

navigator.globalization.getPreferredLanguage(
    function (language) {alert('language: ' + language.value + '\n');},
    function () {alert('Error getting language\n');}
);

Android 特有の動作

  • ISO 639-1 の言語コード ( 2 文字 )、ISO 3166-1 の国名コード ( 大文字)、バリアント ( variant、ハイフン区切り ) を返します ( 例 : 「 en」、「 US 」、「 en-US 」 )。

navigator.globalization.getLocaleName

BCP 47 準拠のタグ ( ユーザーが使用するロケール設定 ) を取得します。

navigator.globalization.getLocaleName(successCallback, errorCallback);

解説

ロケール識別用の文字列 ( BCP-47 に準拠 ) が、successCallback に渡されます。そのとき、properties オブジェクトを引数として使用します。このオブジェクトの value プロパティには、ロケール情報が格納されています ( プロパティの値は 文字列 )。ロケール情報は、言語コード ( 2 文字、小文字 )、国コード ( 2 文字、大文字 )、バリアントコード ( 未指定 ) から構成され、ハイフンで区切られています ( 原文では、「 1 つのハイフンで区切られている 」 と記述されています )。

ロケール情報の取得時にエラーが生じた場合には、GlobalizationError オブジェクトを引数として使用し、 errorCallback が実行されます。エラーコードは、GlobalizationError.UNKNOWN_ERROR になります。

サポート対象のプラットフォーム

  • Android

  • iOS

例

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、locale: en-US と表示されます。

navigator.globalization.getLocaleName(
    function (locale) {alert('locale: ' + locale.value + '\n');},
    function () {alert('Error getting locale\n');}
);

Android 特有の動作

  • Java では、「 言語 」 と 「 ロケール 」の区別をしないため、このメソッドは、navigator.globalizatin.getPreferredLanguage()に相当します。

navigator.globalization.dateToString

クライアントのロケールとタイムゾーンに基づき、文字列形式の日付を返します。

navigator.globalization.dateToString(date, successCallback, errorCallback, options);

解説

value プロパティを使用して、文字列 形式の日付を返します。successCallback にパラメーターとして渡されたオブジェクト内に、この value プロパティが格納されています。

date パラメーターは、Date 型です。

日付のフォーマット時 ( date パラメーターを文字列に変換するとき ) にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.FORMATTING_ERROR となります。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{   
    formatLength: 'short',
    selector: 'date and time'
}

options.formatLength には、short、medium、long、full のいずれかを設定できます。

options.selector には、date、time、date and time のいずれかを設定できます。

サポート対象のプラットフォーム

  • Android

  • iOS

例

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、date: 9/25/2012 4:21PM と表示されます ( options にはデフォルト値を使用しています。なお、実際に表示される時間は、前述のものとは異なります )。

navigator.globalization.dateToString(
    new Date(),
    function (date) { alert('date: ' + date.value + '\n'); },
    function () { alert('Error getting dateString\n'); },
    { formatLength: 'short', selector: 'date and time' }
);

Android 特有の動作

navigator.globalization.getCurrencyPattern

ユーザー側の設定と ISO 4217 通貨コードに基づき、通貨の値のパース処理 ( parse ) と通貨の値のフォーマット処理 ( format ) に使用する、文字列の pattern ( パターン ) を返します。[ 翻訳者メモ:このプラグインの解説中に記述されている pattern には、大きく分けて、2 つの意味 ( 「 Unicode Technical Standard #35 の Pattern 」 と 「 オブジェクトおよびオブジェクトのプロパティである Pattern 」 ) がありますが、翻訳文中では、原文のまま、Pattern としています。]

navigator.globalization.getCurrencyPattern(currencyCode, successCallback, errorCallback);

解説

properties オブジェクトをパラメーターとして使用し、successCallback に パターン ( pattern ) を渡します。オブジェクトは、以下のパラメーターを格納しています。

  • pattern: 通貨のパース処理と通貨のフォーマット処理に使用する、通貨に関する

  • code: pattern で使用する ISO 4217 の通貨コード (String)

  • fraction: パース処理とフォーマット処理に使用する、小数の桁数(Number)

  • rounding: パース処理とフォーマット処理に使用する、端数処理 (切り上げ ) (Number)

  • decimal: パース処理とフォーマット処理に使用する、小数点の記号(String)

  • grouping: パース処理とフォーマット処理使用する、区切り記号 (grouping symbol/separtor ) (String)

currencyCode パラメーターには、ISO 4217 通貨コードの 文字列 を使用します ( 例 : 「 USD 」 )。

pattern の取得時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.FORMATTING_ERROR となります。

サポート対象のプラットフォーム

  • Android

  • iOS

例

ブラウザーのロケール設定を en-US、通貨の設定を US ドル にした場合、次の記述をしたときには、ポップアップダイアログ上に、下記の結果が表示されます。

navigator.globalization.getCurrencyPattern(
    'USD',
    function (pattern) {
        alert('pattern: '  + pattern.pattern  + '\n' +
                'code: '     + pattern.code     + '\n' +
                'fraction: ' + pattern.fraction + '\n' +
                'rounding: ' + pattern.rounding + '\n' +
                'decimal: '  + pattern.decimal  + '\n' +
                'grouping: ' + pattern.grouping);
    },
    function () { alert('Error getting pattern\n'); }
);

結果は次のとおりです。

pattern: $#,##0.##;($#,##0.##)
code: USD
fraction: 2
rounding: 0
decimal: .
grouping: ,

navigator.globalization.getDateNames

クライアント側の設定とカレンダーに基づき、曜日の名 ( 群 ) または月の名 ( 群 ) が入った配列を返します。

navigator.globalization.getDateNames(successCallback, errorCallback, options);

解説

曜日の名 ( 群 ) または月の名 ( 群 ) を入れた配列を格納した properties オブジェクトが、パラメーターとして、successCallback に渡されます。このオブジェクトの value プロパティに、文字列 形式の値が入った 配列 が格納されています。この配列には、月名 ( 群、その年の最初の月から始まる )、または、曜日名 ( 群、週の最初の曜日から始まる ) のいずれかが入っています。どちらが入るかは、オプション設定によります。

月名または曜日名の取得時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.UNKNOWN_ERROR となります。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{   
    type: 'wide', 
    item: 'months'
}

options.type の値には、narrow または wide を設定できます。

options.item の値には、months または days を設定できます。

サポート対象のプラットフォーム

  • Android

  • iOS

例

ブラウザーのロケール設定を en-US にした場合、ポップアップダイアログ上に、month: January 形式のテキストが表示されます (月毎に 1 つ表示され、計 12 個を表示)。

navigator.globalization.getDateNames(
    function (names) {
        for (var i = 0; i < names.value.length; i++) {
            alert('month: ' + names.value[i] + '\n');
        }
    },
    function () { alert('Error getting names\n'); },
    { type: 'wide', item: 'months' }
);

navigator.globalization.getDatePattern

ユーザー側の設定に基づき、日付のパース処理 ( parse ) と日付のフォーマット処理 (format) に使用する、文字列の pattern を返します。

navigator.globalization.getDatePattern(successCallback, errorCallback, options);

解説

successCallback に pattern を渡します。次のプロパティを格納したオブジェクトがパラメーターとして使用されます。

  • timezone: クライアントのタイムゾーンの略称 (String)

  • iana_timezone: クライアント上のタイムゾーンのIANA名。(String)

  • utc_offset: クライアントのタイムゾーンと協定世界時 ( UTC )間のオフセット ( 秒単位 )(Number)

  • dst_offset: クライアントのタイムゾーンにおいて、夏時間 ( DST )

    を適用および不適用している場合のオフセット ( 秒単位 ) (Number)

pattern の取得時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.PATTERN_ERROR となります。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{ 
    formatLength: 'short', 
    selector: 'date and time'
}

options.formatLength には、short、medium、long、full のいずれかを設定できます。 options.selector には、date、time、date and time のいずれかを設定できます。

サポート対象のプラットフォーム

  • Android

  • iOS

例

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、pattern: M/d/yyyy h:mm a と表示されます。

function checkDatePattern() {
    navigator.globalization.getDatePattern(
        function (date) { alert('pattern: ' + date.pattern + '\n'); },
        function () { alert('Error getting pattern\n'); },
        { formatLength: 'short', selector: 'date and time' }
    );
}

navigator.globalization.getFirstDayOfWeek

クライアント側の設定とカレンダーに基づき、週の最初の曜日を返します。

navigator.globalization.getFirstDayOfWeek(successCallback, errorCallback);

解説

週の曜日には、1 から始まる番号が割り当てられています。1 は、日曜日を指します。properties オブジェクトをパラメーターとして使用し、 successCallback に曜日を渡します。このオブジェクトの value プロパティに、曜日を示す 番号 が格納されています。

pattern の取得時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.UNKNOWN_ERROR となります。

サポート対象のプラットフォーム

  • Android

  • iOS

例

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、day: 1 ( 数値は異なる場合があり ) と表示されます。

navigator.globalization.getFirstDayOfWeek(
    function (day) {alert('day: ' + day.value + '\n');},
    function () {alert('Error getting day\n');}
);

navigator.globalization.getNumberPattern

ユーザー側の設定に基づき、数値のパース処理 ( parse ) と数値のフォーマット処理 (format) に使用する、文字列の pattern ( パターン ) を返します。

navigator.globalization.getNumberPattern(successCallback, errorCallback, options);

解説

properties オブジェクトをパラメーターとして使用し、successCallback に pattern を渡します。このオブジェクトには、次のプロパティが格納されてます。

  • pattern: 数値のパース処理と数値のフォーマット処理に使用する、数値に関する

  • symbol: パース処理とフォーマット処理に使用する、記号 (通貨記号、パーセント表示など ) (String)

  • fraction: パース処理とフォーマット処理に使用する、小数の桁数 (Number)

  • rounding: パース処理とフォーマット処理に使用する、端数処理 (切り上げ ) (Number)

  • positive: パース処理とフォーマット処理に使用する、正の数に対する記号(String)

  • negative: パース処理とフォーマット処理に使用する、負の数に対する記号(String)

  • decimal: パース処理とフォーマット処理に使用する、小数点の記号(String)

  • grouping: パース処理とフォーマット処理使用する、区切り記号 (grouping symbol/separtor ) (String)

pattern の取得時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.PATTERN_ERROR となります。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{ type: 'decimal' }

options.type の値には、decimal、percent、currency を設定できます。

サポート対象のプラットフォーム

  • Android

  • iOS

例

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、下記の結果が表示されます。

navigator.globalization.getNumberPattern(
    function (pattern) {alert('pattern: '  + pattern.pattern  + '\n' +
                                'symbol: '   + pattern.symbol   + '\n' +
                                'fraction: ' + pattern.fraction + '\n' +
                                'rounding: ' + pattern.rounding + '\n' +
                                'positive: ' + pattern.positive + '\n' +
                                'negative: ' + pattern.negative + '\n' +
                                'decimal: '  + pattern.decimal  + '\n' +
                                'grouping: ' + pattern.grouping);},
    function () {alert('Error getting pattern\n');},
    {type:'decimal'}
);

結果 :

pattern: #,##0.###
symbol: .
fraction: 0
rounding: 0
positive:
negative: -
decimal: .
grouping: ,

navigator.globalization.isDayLightSavingsTime

クライアントのタイムゾーンとカレンダーを使用して、夏時間 ( DST ) が対象の日付に適用されているかを示します。

navigator.globalization.isDayLightSavingsTime(date, successCallback, errorCallback);

解説

夏時間 ( DST ) の適用の有無を示します。properties オブジェクトをパラメーターとして successCallback に渡します。このオブジェクトの dst プロパティには、真偽値 が格納されています。値が true の場合、対象の日付に、夏時間が適用されていることを示します。false の場合、夏時間が適用されていないことを示します。

date パラメーターは、Date 型です。

日付の読み込み時にエラーが発生した場合、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.UNKNOWN_ERROR となります。

サポート対象のプラットフォーム

  • Android

  • iOS

例

夏時間が有効なタイムゾーンとして、ブラウザー側を設定した場合、ポップアップダイアログ上に、dst: true 形式のテキストが表示されます。

navigator.globalization.isDayLightSavingsTime(
    new Date(),
    function (date) {alert('dst: ' + date.dst + '\n');},
    function () {alert('Error getting names\n');}
);

navigator.globalization.numberToString

ユーザー側の設定に基づき、文字列形式の数値を返します。

navigator.globalization.numberToString(number, successCallback, errorCallback, options);

解説

properties オブジェクトをパラメーターとして使用し、文字列形式の数値が successCallback に渡されます。このオブジェクトの value プロパティには、文字列 の値が格納されています。

数値のフォーマット時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.FORMATTING_ERROR となります。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{type:'decimal'}

options.type の値には、decimal、percent、currency を設定できます。

サポート対象のプラットフォーム

  • Android

  • iOS

例

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、number: 3.142 と表示されます。

navigator.globalization.numberToString(
    3.1415926,
    function (number) {alert('number: ' + number.value + '\n');},
    function () {alert('Error getting number\n');},
    {type:'decimal'}
);

navigator.globalization.stringToDate

クライアント側の設定とカレンダー ( クライアントのタイムゾーンを適用 ) に基づき、文字列形式の日付のパース処理 ( parse ) を行います。そして、パース処理の結果 ( 日付情報を持つオブジェクト ) を返します。

navigator.globalization.stringToDate(dateString, successCallback, errorCallback, options);

解説

properties オブジェクトをパラメーターとして使用し、successCallback に日付情報を渡します。このオブジェクトには、次のプロパティが格納されています。

  • year: 西暦 ( 4 桁の数字 ) (Number)

  • month: 月 ( 0-11 の間 ) (Number)

  • day: 日 ( 1-31 の間 ) (Number)

  • hour: 時 ( 0-23 の間 ) (Number)

  • minute: 分 ( 0-59 の間 ) (Number)

  • second: 秒 ( 0-59 の間 ) (Number)

  • millisecond: ミリ秒 ( 0-999 の間)。一部のプラットフォームでのみ有効。 (Number)

dateString パラメーターは、文字列 型です。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{
    formatLength: 'short', 
    selector: 'date and time'
}

options.formatLength には、short、medium、long、full のいずれかを設定できます。 options.selector には、date、time、date and time のいずれかを設定できます。

文字列としてフォーマットされている日付のパース処理時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.PARSING_ERROR となります。

サポート対象のプラットフォーム

  • Android

  • iOS

例

ブラウザーのロケールを en_US に設定した場合、ポップアップダイアログ上に、month:8 day:25 year:2012 形式のテキストが表示されます。月を示す整数は、配列のインデックスを指すため、実際の文字列の数より、「 1 」 だけ少ない数となります。

navigator.globalization.stringToDate(
    '9/25/2012',
    function (date) {alert('month:' + date.month +
                            ' day:'  + date.day   +
                            ' year:' + date.year  + '\n');},
    function () {alert('Error getting date\n');},
    {selector: 'date'}
);

navigator.globalization.stringToNumber

クライアント側の設定に基づき、文字列形式の数値のパース処理 ( parse ) を行います。そして、結果として数値を返します。

navigator.globalization.stringToNumber(string, successCallback, errorCallback, options);

解説

properties オブジェクトをパラメーターとして使用し、successCallback に数値を渡します。このオブジェクトの value プロパティには、結果の数値が格納されています。

文字列としてフォーマットされている数値のパース処理時にエラーが発生した場合、GlobalizationError オブジェクトをパラメーターとして使用し、errorCallback が実行されます。このときに使用されるエラーコードは、GlobalizationError.PARSING_ERROR となります。

options のパラメーター設定は任意です。デフォルト値を、次に示します。

{type:'decimal'}

options.type の値には、decimal、percent、currency を設定できます。

サポート対象のプラットフォーム

  • Android

  • iOS

例

ブラウザーのロケール設定が en-US の場合、次の記述をすれば、ポップアップダイアログ上に、number: 1234.56 形式のテキストが表示されます。

navigator.globalization.stringToNumber(
    '1234.56',
    function (number) {alert('number: ' + number.value + '\n');},
    function () {alert('Error getting number\n');},
    {type:'decimal'}
);

GlobalizationError

Globalization API が出力したエラーの内容を示すオブジェクトです。

プロパティ

  • code: 次のいづれかとなります。 (Number)

  • GlobalizationError.UNKNOWN_ERROR: 0

  • GlobalizationError.FORMATTING_ERROR: 1

  • GlobalizationError.PARSING_ERROR: 2

  • GlobalizationError.PATTERN_ERROR: 3

  • message: エラーの説明や詳細を含むテキストメッセージ。 (String)

解説

このオブジェクトの生成は、Cordova 側で行われます。エラー発生時には、コールバック関数に渡されます。

サポート対象のプラットフォーム

  • Android

  • iOS

例

次の errorCallback が実行された場合、ポップアップダイアログ上に、code: 3 と message: エラー内容 形式のテキストが表示されます。

function errorCallback(error) {
    alert('code: ' + error.code + '\n' +
            'message: ' + error.message + '\n');
};

関連項目:

formatLength オプションは、Unicode のサブセットです。デフォルトの shortは、設定 -> システム -> 日付と時刻 -> 日付設定で、ユーザーが選択している日付の形式に影響を受けます。また、このデフォルト設定では、年は、2 桁ではなく、4桁で表示されます。よって、ICUの仕様とは、若干異なります。

pattern。 pattern は、に準拠しています。 (String)

pattern: 日付のパース処理とフォーマット処理に使用する、日時に関するpattern。pattern は、 に準拠しています。 (String)

pattern。 pattern は、に準拠しています。 (String)

UTS#35
Unicode Technical Standard
#35
Unicode Technical Standard
#35
Unicode Technical Standard
#35
サードパーティー製プラグイン
基本プラグイン
こちら
1.0.9
こちらの原文 ( GitHub )
ECMA Internationalization API
ECMA Internationalization API
Cordova blog post
有効