Cordova 10 の変更点
Android
Cordova Android プラットフォーム: 「9.0.0」 にアップデート ( API レベル 29 )
Gradleバージョン: 「6.5」 にアップデート
iOS
Cordova iOS プラットフォーム: 「6.1.1」 にアップデート
Xcode: 「11.3」 (Xcode 12 サポートは、別途お知らせいたします。)
iOSアプリアイコン (20x20)
iOS アプリアイコンのサイズ 20x20
の登録が必要となります。
次の手順にて登録をお願いいたします。
Monaca クラウド IDE から
設定 → iOSアプリ設定
を選択アイコン セクションの「20 x 20」に画像を登録
WKWebViewの注意点
Cordova 10 からは、iOS で利用されるWebViewについて、従来の「UIWebView」から「WKWebView」に更新されました。Cordova 10 のプロジェクトでは、UIWebView を利用できなくなりましたので、ご注意ください。
Custom Scheme プラグインの削除
Cordova 10 より「Custom Scheme」プラグインと同等の機能を、Cordova が標準搭載します。そのため、プラグインとして提供していました「Custom Scheme」プラグインは不要となり、プロジェクトでご利用されていた場合は、プロジェクトから削除されます。
また、Cordova に搭載された機能を利用するため、下記の設定が「config.xml」に追加されます。
iOS LocalStorageデータの引継ぎ
Cordova 10では、WebViewが「UIWebView」から「WKWebView」に変更となりました。 そのため、LocalStorageデータの引継ぎは、Cordova9で「WKWebViewEngineプラグイン」を利用していた場合のみ対応が可能となっております。 また、Cordova 9のプロジェクトにおける、CustomSchemeプラグインの利用有無によりデータ引継ぎの方法が、下記のとおり異なります。
※ Cordova 9でUIWebViewを利用していた場合は、Cordova 10からはWKWebViewが利用されるため、LocalStorageデータを引継げません。 また、Monacaカスタムデバッガーにおいても、LocalStorageデータの引継ぎは対応しておりませんのでご注意ください。
CustomSchemeプラグインを利用していた場合
既存のCordova 9プロジェクトにおいて、CustomSchemeプラグインを利用していた場合は、
CustomSchemeプラグインを削除し、config.xml
のpreferenceを以下のとおり更新します。
Android 外部ストレージの注意点
Cordova 10 から標準利用される Android 10(API レベル 29)において、データ保存領域についてのセキュリティが変更されました。この変更により一部のプラグインでは、追加の設定が必要になることがあります。
Monaca 提供のプラグインについては、「cordova-plugin-media-capture」が該当します。Android 用ストア版 Monaca デバッガーでは、「cordova-plugin-media-capture」のデータの保存先にアクセスするため、 「requestLegacyExternalStorage」設定が適用されています。
ビルドしたアプリやカスタムビルドデバッガーにおいては、「cordova-plugin-media-capture」を利用する際に、「config.xml」の widget タグに andorid 名前空間
設定を追加し、 requestLegacyExternalStora
設定を追加する必要があります。
最終更新