Device プラグイン

このプラグインでは、グローバルオブジェクト 「 device 」 を使用し、端末側のハードウェアとソフトウェア情報を取り扱います。

このプラグインの詳細は、 こちらの原文 ( GitHub ) をご確認ください。

device」オブジェクトは、グローバルスコープに属していますが、使用できるのは、deviceready イベントの発火後になります。

document.addEventListener("deviceready", onDeviceReady, false);
function onDeviceReady() {
    console.log(device.cordova);
}

プラグイン ID

cordova-plugin-device

プラグインの追加方法

このプラグインを使用する場合には、Monaca クラウド IDE の [ Cordova プラグインの管理 ] 上で、Device プラグインを有効にします。

プロパティ

  • device.cordova

  • device.model

  • device.platform

  • device.uuid

  • device.version

  • device.manufacturer

  • device.isVirtual

  • device.serial

device.cordova

端末上で実行されている Cordova のバージョンを取得します。

device.model

端末のモデル名 ( model ) または製品名 ( product ) を取得します。これらの値は、端末の製造元が設定するため、同じ製品でも、異なるバージョン間では、値が異なる場合があります。

Android 特有の動作

  • モデル名 ( model ) の代わりに、製品名 ( product ) を取得します。製品名は、ほとんどの場合、製品のコードネームになります。たとえば、Nexus One では Passion を返し、 Motorola Droid では voles を返します。

device.platform

端末側のオペレーティングシステム名を取得します。

device.uuid

端末の UUID ( Universally Unique Identifier ) を取得します (UUIDに関しては、こちら を参照のこと )。

解説

UUID の生成方法は、端末の製造元が決定し、端末のプラットフォームまたはモデル毎に、値が割り振られます。

iOS 特有の動作

iOS の uuid には、identifierForVendor プロパティが使用されます。同一の販売会社が提供する端末であれば、値は一意です。異なる販売会社が提供した場合では、同じ端末でも値は異なります。また、販売会社がインストールしたアプリを削除して、再インストールした場合にも、値は異なってきます。詳細は こちら を参照してください。 設定が保存されているときに、バックアップまたはiCloudからアプリを復元する場合、UUIDは同じになります。 このプラグインの古いバージョンを使用している場合は、以前のバージョンのUUIDを別の方法で生成します。これは、プリファレンスから取得されるためです。

device.version

オペレーティングシステムのバージョンを取得します。

device.manufacturer

端末の製造元を確認できます。

device.isVirtual

シミュレーター上で実行されている端末か否かを判別します。

device.serial

端末のシリアル番号を取得します ( SERIAL を参照のこと )。Androidのみ対応。

最終更新

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