AndroidManifest.xml
最終更新
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Cordova 6.2 以降では、AndroidManifest.xml
ファイルを使用しない仕様となりました。 Cordova 6.2 以降は、 Custom Config プラグイン をご利用ください。
Android アプリの基本的な挙動を設定する場合、AndroidManifest.xml
ファイルを編集します。このファイルは、Monaca プロジェクトの android
フォルダー下に置かれています。
AndroidManifest.xml
でルートとなる要素です。この要素内で、xlmns:android
属性と package
属性を指定します。また、この要素下に <application>
などの子要素を置きます。
属性
型
解説
xmlns:android
文字列
Android の名前空間を宣言するための属性です。この属性値には、常に、 http://schemas.android.com/apk/res/android
を設定します。
android:versionCode
文字列
内部で使用するバージョン番号です。最新バージョンを決定するときに使用されます。比較して、数が多いほうが、より新しいバージョンとなります。このバージョン番号は、ユーザー側には表示されません。
android:versionName
文字列
ユーザー側に表示するバージョン番号です。
package
文字列
Package name
例
アプリで使用する API のレベルを設定します。 <manifest>
タグ下に、この要素を記述します。
属性
型
解説
android:minSdkVersion
数値
アプリの実行に必要な、最低レベルの API です。Android では、この値を確認して、端末にアプリをインストールできる否かを決定します。
android:targetSdkVersion
数値
要求する API レベルを指定します。
例
パーミッション ( 権限 ) の設定です。アプリのインストール時に、パーミッションも有効になります。<manifest>
下に、この要素を記述します。
属性
型
解説
android:name
文字列
Android 側のリソースを使うためのパーミッションです。アプリが使用するリソース ( Camera、Network など ) を指定します。
<uses-permission>の定義方法
<components/loader.js>
を読み込む場合には、 ACCESS_NETWORK_STATE
パーミッションが必要となります。 このファイルをアプリ側で必要としない場合には、 <uses-permission>
の対象から外せます。
Permission
PERMISSION_NAME
解説
Access Coarse Location
android.permission.ACCESS_COARSE_LOCATION
位置情報の取得を許可
Access Fine Location
android.permission.ACCESS_FINE_LOCATION
位置情報関連のサービスの使用を許可
Access Network State
android.permission.ACCESS_NETWORK_STATE
ネットワーク状態の取得を許可
Access Location Extra Commands
android.permission.ACCESS_LOCATION_EXTRA_COMMANDS
位置情報プロバイダーが提供するコマンドへのアクセスを許可
Bluetooth
android.permission.BLUETOOTH
ペアリング済みの BlueTooth 機器への接続を許可
Bluetooth (Admin)
android.permission.BLUETOOTH_ADMIN
BlueTooth 機器の検知とペアリング ( 接続 ) を許可
Camera
android.permission.CAMERA
カメラ機能の使用を許可
Flashlight
android.permission.FLASHLIGHT
フラッシュライトへのアクセスを許可
Internet
android.permission.INTERNET
インターネット接続を許可
Modify Audio Setting
android.permission.MODIFY_AUDIO_SETTINGS
オーディオ設定の変更を許可
Read Phone State
android.permission.READ_PHONE_STATE
電話関連の情報へのアクセスを許可 ( 読み取り専用 )
Receive SMS
android.permission.RECEIVE_SMS
SMS メッセージの受信を許可
Record Audio
android.permission.RECORD_AUDIO
録音を許可
Read Contacts
android.permission.READ_CONTACTS
連絡先の読み込みを許可
Vibrate
android.permission.VIBRATE
バイブレーション機能の使用を許可
Write Contacts
android.permission.WRITE_CONTACTS
連絡先へのアクセスを許可 ( 書き込み )
Write External Storage
android.permission.WRITE_EXTERNAL_STORAGE
外部ストレージへのアクセスを許可 ( 書き込み )
例
カメラのパーミッション
アプリ側で使用する、ハードウェアまたはソフトウェアを宣言します。たとえば、アプリ側でカメラを使用する場合、カメラが搭載されていない端末では、アプリは動作しません。<manifest>
下に、この要素を記述します。
属性
型
解説
android:name
文字列
アプリ側で使用する機能の名前です。
android:required
真偽値
真偽値を使用して、android:name
に指定した機能を、アプリ側で使用するか否か指定します。true
に設定した場合、該当機能がないときには、アプリは動作しません。false
に設定した場合には、該当機能がないときでも動作します。
例
アプリ側でカメラを使用する場合のコードを、次に記します。
application タグです。 <manifest>
タグ下に、この要素を記述します。
属性
型
解説
android:name
文字列
アプリ名です。完全修飾名 ( Fully Qualified Class Name / FQCN ) を指定します ( クラスは、Application クラスを継承していること ) 。
android:icon
文字列
アプリで使用するアイコンです。アプリの各コンポーネント用のデフォルトのアイコンにもなります。
android:label
文字列
アプリで使用するラベルです。
android:theme
文字列
アプリで使用するテーマです。
android:screenOrientation
文字列
画面のオリエンテーションをアプリ毎に指定します。
インテントフィルターの処理を定義します。 <activity>
下に、この要素を記述します。子要素 <action>
は、必ず定義します。
インテントフィルターのアクションを指定します。 <intent-filter>
下に、この要素を記述します。
属性
型
解説
android:name
文字列
アクション名です
インテントフィルターのカテゴリー名です。 <intent-filter>
下に、この要素を記述します。
属性
型
解説
android:name
文字列
カテゴリー名です。