iOS カスタムビルド版デバッガー
Monaca デバッガーは、アプリのテストを効率化するためのアプリケーションです。
Monaca デバッガーを使うと、ソースコードを保存するだけで、すぐに実機上でアプリの動作を確認できます。アプリの動作を確認するために、アプリをビルドする必要も、端末にインストールする必要もありません。
カスタムビルド版デバッガーとは
カスタムビルド版デバッガーは、プロジェクトで利用しているプラグインを搭載したデバッグ用アプリです。テストを行いたいプロジェクトのプラグインや設定情報をもとに、そのプロジェクトに特化したデバッグ用アプリを作成できます。
たとえば、開発しているプロジェクトで、バーコードスキャナープラグインを利用している場合、バーコードスキャナープラグインを搭載したデバッグ用アプリを作成できます。一度、カスタムビルド版デバッガーを作成すれば、プロジェクトのソースコードを編集する度に、編集した内容が実機端末へ自動で同期され、編集内容をすぐに確認することができます。
利用方法
1. 事前準備
カスタムビルド版 デバッガーを作成するため、次の証明書類が必要となります。
iOSビルドの事前準備を参考に用意します。iOSのデバッグビルドに必要となるものと同一です。
秘密鍵
開発用 証明書
開発用 プロビジョニング プロファイル
2. アプリのビルド
次の手順でデバッガーのビルドを行い、実機端末にインストールします。
Monaca クラウド IDEにログインし、デバッグ を行うプロジェクトを開きます。
IDE メニューから
ビルド → iOSアプリのビルド
を選択します。カスタムビルドデバッガー
を選択し、ビルドを開始する
をクリックします。ビルドが完了すると、ビルドしたアプリは、QR コードを使用して端末にインストール、または、ファイルを PC へダウンロードすることができます。
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